美顔教室で取り扱われる葉緑素を配合した医薬部外品のパスターとローション等は、恩師故高野啓作医博のご教示によって昭和29年に開発されました。先生はいつもヒフを保護しながら、炎症を鎮め、ヒフ自身の再生力を促すことで治癒を促進する膏薬のウイルソンパスタ(医薬品)の効果を尊重されていました。その使い方はヒフ呼吸を抑制しないようにと、患者の方に、常に親切に教えられていました。
ヒフは自らの力で損傷を修復する機能(再生力)を持っています。その力を引き出すために、膏薬療法を応用発展させてつくられているのがクロロフイル化粧料です。クロロフイル化粧料は単なる化粧品としてではなく、あくまでもヒフの細胞に直接働きかけてヒフを正常に保つための医薬部外品から出発しています。
昔から皮膚科学の膏薬療法のはじめに、日本ではじめて皮膚科学を開講された土肥慶蔵教授の教えがあります。それには「その疾患に適応した膏薬は医師が塗った場合と看護婦が塗った場合、患者自身が塗った場合、10対7対4の効果率が違う。膏薬の真の効果の発揮は医師自身が塗るべきで、これが皮膚科医の本領である」と述べられています。 そして、医師が膏薬を使うにも膏薬3年という金言があって、一人前になった医師でも膏薬を使いこなすには、自分で塗ってみて3年も勉強しないとその効果を出すことは難しいと厳しく教えられています。この教えは今の美顔教室の基本であって、クロロフイル化粧料の効果を最大限まで引き出すために全美顔師が固く守っています。
私たち日本人は、白色人種に比べて、より多くのメラニン色素をもって生まれています。宿命とも言えるこのお肌を美しく保つには、「メラノサイトを刺激して活性化させない」ということが何よりも大切です。メラニンによる色素沈着を抑えようと、様々な化粧品を使ったり、厚化粧をして隠そうとしたり、お肌の色素沈着を消しゴムで消すようにこすってみたり…。良かれと思って試してきたこれらのことは、実はお肌を刺激してしまう最もいけない行為だったのです。お肌を取り巻く様々な刺激から、いかにお肌を護り、健康で美しいお肌を維持していくか。クロロフイル美顔教室は誕生して以来、膏薬療法の教えをまもりながら、日本人のお肌にふさわしいお手入れ方法を磨き続けてきました。
出来るだけ、お肌に刺激を与えず、お肌を守り抜く。ここから出発するクロロフイルのスキンケアは、皮膚治療により近い「手」当てと呼びたいもの。
人の「手」を当てて、どこまでが心地良い治療で、どこからが刺激になってしまうかを、見極めることが重要です。コットン(カット綿)で叩き付けたり、ヒフを押さえてこすったりするのではなく、膏薬療法を応用したヒフに刺激を与えない使い方、即ち、ガーゼを優しく廻転したり、パッティングして使う、皮膚の割線(毛なみ)にクロスしたパッティングの動きを厳守する、リズミカルに一定の速さで手を動かすことで、心理的にも満足感を得るなど、クロロフイル美顔教室でなければ体験できないスキンケアの極意が確立されています。これはもう職人技ともいえるもの。教室に足を運ぶことで、この技を身につけることができます。
資格を持った美顔師が、テキストを使いながら丁寧に技術面の指導をしているので安心です。
赤ちゃんを寝かしつけるような優しい手…それがクロロフイルのパッティング法!
*たかがパッティング、されどパッティング
クロロフイルの教えるパッティング法は、顔のヒフには決して刺激を与えることのないように、必ず3、4ミリの高さから赤ちゃんを寝かしつけるような優しい手で正確にパッティングをするのが特長です。
お化粧を落とさず一晩寝てしまったら・・・次の日のお肌は見るも無惨・・・普通はそう思います。でも、クロロフイル化粧料のお手入れは、お肌に対して最も刺激が少ないと言われる「膏薬療法」を応用したもの。 クロロフイルの「パスター」と呼ばれる独自の化粧料には、お肌を徹底的に守る包帯のような役目があり、刺激物を直接お肌に触れさせないようにしたり、さらにヒフに有害な紫外線を完全に散乱させてヒフを保護します。 お化粧はすべて独特なパッティング法で汗の分泌、皮脂の排出、ヒフ呼吸など、ヒフの生理条件を妨げない「網目」をつくるようにのせていきます。この網目のおかげで、汗や皮脂はお化粧の下に長時間押さえ込まれずに、網目を通って自由にお化粧の上に出ていけるので、1日中軽くて気持ちのよいお化粧でいられます。しかも、網目のお化粧はサウナや岩盤浴で大汗をかいても化粧くずれしないのが特長です。 是非、クロロフイル美顔教室の扉をたたいてみてください。